オープンハードウェアとオープンソフトウェアを利用し柔軟かつカスタマイズ性を重視したシステム構成です
システムを構築するあたって、様々な要件の定義と実装が必要になります。
- 各種マスターデータ登録
- ユーザ設定項目の定義、および設定画面
- IoTデバイスと通信するためのインターフェイス設計 (REST API定義)
- データベース出力先および出力時のフィルターロジックや、追加ロジック実装
- 受信直後や定時(10分ごと、1日ごとなど)に実施する条件判定及び動作のロジック実装
- ロジックに必要な変数及び定数の定義(データ永続性のため、DBに保持)
IoT連携モジュール(Drupal)を利用することで各種設定やロジック追加をデバイスごとに一元化できます!!
IoT連携モジュールは、IoTごとに必要なソフトウェア追加更新をプラグイン化することにより、対象のIoTデバイスの動作に必要な上記のすべて情報をやロジックを一つのプラグイン(定義ファイル)として設定・実装することを可能にしています。
IoTデバイスや用途にあったプラグインがあらかじめ用意されています。
利用ユーザが既存のプラグインを利用してカスタマイズしたプラグインを作成、利用することもできます。
プラグインは、カスタムしたい情報やロジックだけをプラグインに定義することで、ユーザのIoTデバイスに合わせた条件や動作を簡単にカスタマイズすることを可能にしています。
当サービスは、世界的にも評価が高いDrupal利用して、独自で開発したIOT 連携Drupalモジュール(現在開発中)を使用し、安全で柔軟なIoT体験を試験的に提供しています。
ここでは、だれでも気軽に自作のIOTデバイスをテストしたり、IoTデバイスを活用してデータを収集および見える化をすることができます。
IoTサービス向けに独自開発した「モノインターネット連携モジュール」をベースに、お客様のオンプレミス環境の構築やカスタマイズ支援、またIoTデバイスの製作支援も行っております。ソフトウェアはDrupalやFlutterなどのオープンソースを活用し、
またハードウェアにおいてもESP32などのオープンハードウェアを利用することで、フレキシブルかつ高速開発を実現しています。
* Drupalについて
Drupalは、米ホワイトハウス、NASA など多数の世界的な Web サイトの構築に使われているオープンソースソフトウェアです。多彩なカスタマイズ機能、優れた拡張性、高いセキュリティーで定評があり、日本でも、2023年にデジタル庁が推進する、
「政府統一Webサイト」の構築基盤に採用され、デジタル庁ポータルサイトで稼働している実績*があります。今後、大規模サイト、多言語サイトのほか、API エコノミーの中核として IoT や FinTech の分野においても利用が急拡大していくと予想されます。
*)デジタル庁ポータルサイトで稼働している実績についてはこちらの記事を参照ください
デジタル庁が推進する『政府ウェブサイトの標準化・統一化』にDrupalが採用されました!